雇用調整助成金

目的;

景気の変動や産業構造の変化などにより、急激な事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、失業の予防や雇用の安定を図るため、労働者に対して休業・教育訓練・出向による雇用調整を行う事業主に助成・援助を行う制度です。


募集期間

随時


支援内容

支給対象となる雇用調整

対象労働者に対して実施する以下の取組が助成対象です。

対象労働者

  • 雇用調整の対象となる雇用保険被保険者

  • 以下は除外:

    • 雇用期間6か月未満

    • 解雇予告や退職申出済みの者(離職後の就業が確実な場合を除く)

    • 特例高年齢被保険者、日雇労働者、他助成金支給対象者など

休業

  • 労使協定に基づき、所定労働日の全日または一部で実施

  • 判定基礎期間における実施日数が所定労働延日数の1/20(大企業は1/15)以上

  • 休業手当は平均賃金の6割以上

  • 海外拠点では不可

教育訓練

  • 労使協定に基づき、職業関連の知識・技術向上を目的に実施

  • 判定基礎期間の延日数要件は休業と同様

  • 実施中に教育訓練以外の業務は不可

出向

  • 雇用調整目的で実施、労使協定と出向労働者の同意が必要

  • 出向元・先事業主の独立性が必要

  • 期間は3か月以上1年以内で、出向元に復帰

  • 出向元が賃金の一部負担、出向前と同程度の賃金支払い

  • 助成対象の重複なし


支給対象期間と日数

  • 対象期間:1年間の雇用調整実施期間

  • クーリング期間:対象期間終了後、1年以上経過しないと再設定不可

  • 判定基礎期間:1か月単位で実績を判定

  • 支給対象期:出向の場合は6か月ごとに区切る


支援規模

休業・教育訓練

  • 対象:休業手当または教育訓練の賃金相当額

  • 助成率:中小企業 2/3、大企業 1/2

  • 上限:1人1日あたり8,635円

  • 教育訓練加算:1人1日1,200円

出向

  • 対象:出向元事業主の負担賃金(概ね出向前の1/2まで)

  • 助成率:中小企業 2/3、大企業 1/2

  • 上限:1人1日あたり8,635円 × 330/365 × 支給対象期の日数


対象者

支給対象となる事業主

  1. 雇用調整を実施する事業主

    • 景気変動や産業構造の変化等により事業活動縮小

    • 労使協定に基づき休業・教育訓練・出向を実施

  2. その他要件

    • 雇用保険適用事業主

    • 必要書類を整備し、労働局等への提出・保管・調査に協力

  3. 不支給要件

    • 不正受給、労働保険料滞納、法令違反、暴力団関係者、倒産など


(LINXより)

この助成金は、企業の事業縮小時に従業員を守るための現実的で頼りになる支援策です。
休業や教育訓練、出向といった柔軟な雇用調整を通じて、社員の雇用を維持しつつ企業活動を継続できる仕組みになっており、経営者にとって安心感のある制度です。
特に中小企業にとっては、労働者の負担を最小限に抑えながら経営を安定させることができ、地域経済全体の雇用維持にも貢献する点が大きなメリットです。

対象地域

全国

お問い合わせ

詳細は、最寄りの労働局またはハローワークへお問い合わせください。

労働局
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/roudoukyoku/

ハローワーク
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html

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